私たちナナとケイは神様から犬としての命をもらいました。
犬の寿命は最大でほぼ20年といわれています。その期間を全うすべく生まれてきました。
しかし、人間のエゴのために私たちは命を落とそうとしていました。 私たちが知らないうちに…
私たちが生まれた2003年の夏は、記録的な大雨などがあり、体をずぶぬれにして外をうろついていた事もあります(たぶん)
その後、お母さんと離れ、私たち姉妹は施設に入りました。そこの施設に入った仲間のほとんどは、一生外には出て来れないという所でした。
ある日、私たち姉妹のところに、ある人が近づいてきました。人間界では「NPO」という団体の人でした。その人たちは、この施設で短い一生を終える仲間をここから出してくれて、新しいご主人様が見つかるまで面倒を見てくれる人たちでした。でも、この施設にいるみんなが連れて行ってもらえるわけじゃなかったのです。その人たちは「本当はみんな連れて行きたいけど、まだ保護できる施設がまだない」ということで、泣く泣く私たちみたいに運がいい数頭の仲間だけを外に出してくれました。
注射をしたり体を洗ってくれたりして、その後しばらく面倒を見てくれる「フォスターファミリー」と呼ばれる人の家にお世話になりました。そこでは私たちと一緒に散歩にいってくれたり、ご飯を食べさせてくれたりしました。いままでそんな経験なかったので、とてもうれしかったです。
フォスターファミリーの家族とも仲良くなってきたある日、また別の人間がやってきました。新しい家族の人たちでした。その人たちは、私たち姉妹とNPOの人と一緒に、今暮らしている家へ連れて行ってくれました。
そして今、いろんなところに連れて行ってもらって楽しく過ごしてます。姉妹でけんかもします。一緒に走ったりもします。しつけのお勉強もしてます。そして寝ます。こんな楽しい今の暮らしぶりを眺めていってください。
ナナ 2003年7月7日生 やんまぁの家にきたときはたったの5kgちょっとだったのに、あれよあれよと大きくなり今では約13kg。でもとっても繊細で、優しい子。いつも遠慮がちだけど、なんだかんだでケイちゃんのいいお姉さんです。 |
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ケイ 2003年7月7日生 胴の長さの割りに足の短い、いったいお父さんはどんな犬だったのか・・・。ナナとは正反対のちびのくせにいつも大胆で、おてんばな子です。でもスンゴク甘えん坊です。 |
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